ヨガにアレクサンダーテクニークを取り入れるメリット
アレクサンダーテクニークとは?
YOGA BASE LABでは効率的に体を使ってヨガを行うために、アレクサンダーテクニークを取り入れています。
アレクサンダーテクニークは「良い姿勢になるように体のこの部分をこうする」というようなひとつの正解を持つスキルではありません。
どんな体勢であっても、頭と脊椎のバランスが取れて動ける状態でありたいというのが基本的な考え方であり、そのためには頭が脊椎の上で自由に動けることを意識するだけです。
体の仕組みに関する考え方が動きに直接影響することから、ヨガとアレクサンダーテクニークはとても相性がいいのです。
今回は、ヨガにアレクサンダーテクニークを取り入れるメリットをご紹介します。
メリット① 苦手なポーズが行いやすくなる
私たちは首から下を固めて無理に動かすことがクセになっていて、頭の存在を忘れがちです。
このことが動きを妨げている原因になることがあります。
そこで、頭のことを意識すると体はそれに呼応します。
頭の動きに合わせて脊椎が動き、四肢も連動して動くようになるのです。
こうして動きやすくなった姿勢から、どの関節がどの順番で動くかという手順に沿ってポーズを取ると、無駄のない動きとなり、できなかったポーズや無理をして頑張っていたポーズが行いやすくなります。
メリット② 呼吸が楽になる
頭に合わせて脊椎が動き、四肢も連動するとは、骨格が習慣的な動きによって固まった状態から本来の自由な状態に戻ることを意味します。
肺を覆う胸郭をはじめとした呼吸をするときに動くべき関節や筋肉も、その人にとって動きやすい位置で最大限の働きをしてくれるので、いつもよりもスムーズに呼吸できるでしょう。
メリット③ 瞑想が行いやすくなる
頭と脊椎、四肢が連動していると肉体的にとてもフリーな状態で、長く座っていても楽な姿勢のままでいられます。
また、頭が脊椎の上で自由に動けることを意識していれば、余計なことは考えずに、頭の中は静かになります。
痛いとか辛いといった体に起こる刺激や悩み事などの思わず湧き上がる思考も、落ち着いて受け入れることができるようになります。
メリット④ 思い込みから解放され、気持ちが楽になる
アレクサンダーテクニークでは前述の通り、頭と脊椎のバランスが取れて自由に動ける状態であるように、思考的に新しいアイデアを取り入れたり、知識上の骨格を自分の体に照らし合わせて確認したりと、様々な手法で試行錯誤することになります。
その過程で「このポーズはこうしなければならない」といった思い込みに気づけ、そのほかの選択肢にも目を向けることができるようになります。
体調や状況に応じて対応できるようににもなりますね。
まとめ
このようにアレクサンダーテクニークは、ヨガの大切な要素である呼吸や瞑想、ポーズなどに大きな効果を発揮します。
それまで自分を縛っていたであろう思い込みからも解放されることで、精神的な自由も手に入れることができます。
ヨガが目指す心の止滅といったことに対する、具体的なアプローチのひとつがアレクサンダーテクニークなのです。
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