【WSレポート】呼吸のしくみワークショップ〜呼吸でからだはどう動く?〜
知っていたようで気付かなかった呼吸のアレコレ!目からウロコの120分!!
YOGA BASE LABが開催した8月のワークショップは、ヨガをしているとどうしてもぶち当たる壁の一つ、呼吸について。今回は初級編と題して、呼吸に関する体のしくみがどうなっているのか、呼吸をしているときに体内ではどのようなことが起こっているのかを中心に説明し、長年思い込んでいた勘違いや世間でよく言われていることとの齟齬などをひも解いていきました。
今回、あつこ先生は肺機能や横隔膜の動き・腹腔で起こることを伝えるために、いくつかのお手製グッズを持参しました。特に、プラスティックコップと風船とシリコン蓋(←これが重要!)の肺のレプリカは、肺が膨らんだり縮んだりする経緯がわかりやすいと大絶賛!タイルマットをカットした横隔膜とビーズクッションの腹腔も好評でした。
その後、皆さんで呼吸に関して信じていたことなどをシェアし合いました。腹式呼吸については小学校の音楽の時間に言われたことが未だに体に染みついているようで、子供の頃からのクセと解剖学的な事実との矛盾に今さらながらに気付き、驚いた方もいたようです。
参加者の中にはインストラクターさんのほか、マッサージをお仕事にされていらっしゃって、解剖学に並々ならぬ関心をお持ちの方もいらっしゃいました。ご自身はもちろん、マッサージのお客様からも呼吸に関して聞かれることも多いとのことで、実に熱心に講義を聞き、質問をされていらっしゃいました。インストラクターなどの専門家でなくとも、体のしくみに興味を持ち、日常生活に活かそうと考える人が増えることこそ、YOGA BASE LABが目指すもの。今後も体のしくみから動きを分析する視点で、アーサナや呼吸について探求していきます。
次回は10月29日(火)のダウンドッグワークショップ!
軸となる骨格やそこに付随する関節と骨(特に腕)のしくみを解説し、より気持ちのいい全身の伸ばし方を探っていきます。ダウンドッグでお悩みの方、生徒さんをもっとうまく誘導したいと思っているインストラクターさん、皆さまのご参加お待ちしております!