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首はどこから始まるのかを意識してみよう

    
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首はどこから始まるのかを意識してみよう

首は日常生活において、とても大切なものです。
高いところを見たり、振り返ったり、ちょっとした動きであっても、首の扱い方次第で動作の質が変わってきます。
ところが、首を動かすことは当たり前過ぎて、首がどこから始まるのかなんて、ほとんど考えないのも事実でしょう。
そこで、首の始まりを解剖学的知識として自分の体に当てはめ、イメージに合致させる方法を紹介します。

「首はどこから始まるのか」と問われたらなんと答える?

あなたはどこからだと答えますか?
私たちは、自分のどの辺りが首であるかは、考え込まなくてもだいたい知っています。
でも、「どこからどこまで首である」ということまではあまり突き詰めることはないでしょう。

解剖学を知っていても自分の体に当てはめて意識するのは別

ヨガインストラクターの資格の中には解剖学を必須とするものもあるので、脊椎の一番上から7個目までが頸椎と呼ばれるところであることは、知識として知っている人は多いと思います。
でも、首の始まりを指し示しせと言われて、自分の体に当てはめてイメージし、「ここ」と明確に答えられる人は少ないと思います。

首の始まりを体に当てはめると

首の始まりは、頭蓋骨と頸椎1番が接するところです。
横から見ると、耳の穴の奥の方になります。思っていたよりも高い位置から始まると思いませんか?

正面からのイメージはアゴに惑わされやすい

さて、正面からの場合、どこからをイメージするでしょうか?
多くの人はアゴの高さから意識するようです。
これは頭蓋骨を考えたときに、アゴまでを頭蓋骨として意識してしまうことに起因すると考えられます。
鏡を見れば、頭頂からアゴまでが自分の頭だと思うのはよくあることですから。

でも、前述の横から見た場合の耳の穴の高さを思い出してください。
そこから水平に前へ辿ると鼻の中間付近になります。
アゴの位置からはかなり高いところにあると実感できると思います。
その高さから首が始まっていると思って、上下左右を見るなどして、頭を動かしてみてください。

まとめ

私たちの体は、イメージの通りに動かそうとするようにできています。
首の始まりがあやふやだったり、アゴの下からが首だと思っていると、そこだけを使い、それ以外の部分は固めてあまり使われません。
本来なら首の一部であるところが有効に使われなくなってしまうのです。
首が痛い、動かしにくいと感じたら、首だと思っているイメージの思い違いによって、首を部分的に固めているせいかも。
そんなときは、首がどこから始まっているのかを確認してみるといいでしょう。

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